建設業許可申請時に提出する専任技術者証明書の確認資料には何があるのか

専任技術者とは、建設工事の各業種について専門的な知識や経験を有する者で営業所ごとに常勤義務があります。専任技術者としての要件を満たしていれば何人でも申請することができますが、経営事項審査を受ける場合には配置技術者との兼ね合いも気を付けないといけません。

専任技術者の確認資料について

建設業許可申請時には専任技術者証明書とともに確認資料を添付します。

確認資料では

・専任技術者が申請者のもとで常勤であること

・専任技術者の資格を満たしていること

この２つを証明します。

申請者のもとで常勤であることの確認資料

専任技術者の常勤性は以下の書類で証明します。

・健康保険被保険者証または国民健康保険被保険者証（事業所の名称が記載されているもの）

・標準報酬決定通知書（原本）

・住民税特別徴収税額通知書（原本）

・確定申告書（原本）

専任技術者の資格を満たしていること

専任技術者の資格を満たしているかについては以下の書類で証明します。

・健康保険被保険者証

・厚生年金の加入期間を証明するもの

・住民税特別徴収税額通知書（原本）

・確定申告書（原本）

上記は一例で、申請する役所により認められるもの、認められないものがございますので、幣事務所までお問い合わせください。