短期滞在ビザの取得を検討する前に確認しておくべきことについて

査証免除国の対象でない外国人の方を日本に呼ぶには短期滞在ビザが必要となることは以前の記事でご説明しました。

フィリピン人を90日以内で日本に呼ぶ方法とは、「短期滞在」ビザについて ➀ – 行政書士見山事務所 (miyamashinji.jp)

しかし短期滞在ビザの取得する前に確認しておくべきことがあります、今回はそのお話です。

目次

そもそも本当に短期滞在ビザが必要なのか確認する

日本では認められていませんが、海外の国では二重国籍などの多重国籍が認められている国があります。フィリピン国籍でしかないと思っていたらアメリカ国籍も保有していたら、この場合にはアメリカ国籍ではビザなしで入国できるので、そもそも短期滞在ビザは不要です。このような事も考えられるので、本当に短期滞在ビザが必要となるのかを確認しましょう。

パスポートを保有しているか確認する

パスポートをすでに保有しているかは重要です。フィリピンではパスポート発行に2~3カ月かかると言われており、せっかく申請した短期滞在ビザの有効期限が切れてしまったということもありますので、短期滞在ビザの申請よりも前にパスポートの発給を済ませておきましょう。

来日スケジュールを確認しておく

短期滞在ビザの申請する前に来日スケジュールの確認も大切です。恋人や友人などに会う場合にはそこまでスケジュールは重要ではないかもしれませんが、日程が予め決まっているイベント等が来日目的である場合には、書類の準備・作成・郵送までにかかる一連の期間を考えながら短期滞在ビザの申請を行いましょう。

2人で撮った写真があるか確認する

日本人が招へい人や身元保証人となる場合、2人で撮った写真のある方が申請するのに有利となります(もちろん写真がなくても申請できます)。2人で撮影された写真がないか、確認してみましょう。

2人の連絡履歴があるか確認する

写真の他にも、2人が連絡を取り合っている履歴があればより良いでしょう。SNSやメール等での連絡履歴がそれに該当します。

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